弘南線での走行中にドアが開いていた事象について

令和7年4月10日(木)下り第39列車(弘前発黒石行)において、車両ドアが開いた状態で弘前東高前駅~運動公園前駅間を走行したことでご利用のお客様及び関係機関の皆様方には、ご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
 

1 発生日時

令和7年4月10日(木) 19時57分頃
 

2 場所

弘南線 弘前東高前駅~運動公園前駅間
 

3 概況

4月10日(木)19時57分に下り第39列車(弘前発黒石行)が弘前東高前駅に到着し、旅客の乗降対応を終えてドア操作を行ったところ、ドアが完全に閉まると点灯する「知らせ灯」が点灯しなかった。その後、ドア扱い操作を2度3度行ったが点灯しなかったため、運転室からホームに出て車両側面にある「側灯」を確認したところ消灯していた。側灯は、ドアが完全に閉まっていれば消灯する仕組みであるため、当該運転士はドアが完全に閉まっているものと認識し、運転を再開した。これにより当該列車は、後部車両の2位側のドアが10㎝程開いたままで弘前東高前駅~運動公園前駅間を走行した。
※お客様にお怪我はありませんでした。
 

4 対応と対策

本社は、運転士からの連絡を受け、全車両の点検実施と当該車両の側灯の電球交換を指示。
弘南線と大鰐線の全運転士と駅係員(対象者39名)に対して本事象の重大性と連絡系統に関わる担当者の責任について指導教育し、ワンマン運転における異常時の取扱いとドア対応についての講習を実施した。また、安全確認を徹底するよう全社員へ通達するとともに、予定している異常時対応訓練を早めに実施し、実技訓練を通して連絡体制や安全確認義務の再教育を図ることとする。
 
 
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